今冬の数値目標をともなう節電へのご協力のお礼について |
2014年3月7日
当社は、昨年の冬に引き続き、12月9日から3月7日の期間において、2010年度と比較して6%以上の節電をお願いしておりました。
道民の皆さまには、大変なご不便とご迷惑をおかけいたしましたが、例年より厳しい寒さの日もある中で節電にご協力いただき、ここまで何とか厳しい電力需給状況を乗り切ることができました。厚くお礼申し上げます。
また、率先して節電対策や周知活動などに取り組んでいただきました国や、北海道をはじめとする自治体、経済団体など各方面の方々、および需給調整契約や緊急節電要請スキーム、万が一の事態に備えた緊急調整プログラム等にご加入いただきましたお客さまにおかれましても、これまでのご協力に重ねてお礼申し上げます。
2月末までの平日における日々の最大電力につきましては、気温の影響を考慮して2010年度と今年度を比較した場合、5.4%程度の減少となりました。
なお、最大電力が540万kWと、6%の節電目標の基準である544万kWを上回ることはありませんでした。
一方、12月17日からおよそ1ヶ月の間、当社の火力最大機である苫東厚真発電所4号機が計画外停止いたしました。その間、さらに苫東厚真発電所2号機が停止した場合には、北本連系設備からの受電を考慮しても、供給予備率が安定供給に必要な3%を下回る可能性がある、まさに綱渡りの需給状況と言える日もありました。
数値目標をともなう節電をお願いする期間は本日で終了いたしますが、3月31日までは数値目標のない節電の期間となっております。
今後は、冬場に酷使してきた火力発電所などの点検や補修を可能な限り行い、供給力の確保に万全を図ってまいりますが、火力・水力の発電設備や連系する送電線、また北本連系設備の計画外停止が万が一重複して発生した場合には、厳しい需給状況となることも考えられます。
こうしたことから、お客さまにおかれましては、引き続き無理のない範囲での節電にご協力をお願いいたします。
【添付資料】
今冬の電力需給状況について [PDF:1576KB]