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プレスリリース 2013年度

泊発電所の安全対策工事の進捗状況について

2013年12月9日

 泊発電所では、新規制基準への適合や更なる安全性・信頼性向上に向けて、電源や冷却手段の確保、浸水防止などの安全対策工事を実施しております。当社がこれまで実施してきている工事の現在の進捗状況についてお知らせいたします。
 泊発電所3号機については、既に7月にお知らせしておりました安全対策工事は概ね完了し、これまで設置・搬入した機器等については、今後、機能の確認等を行ってまいります。
 また、新規制基準適合性に係る原子力規制委員会の審査を踏まえ、当社として泊発電所の安全性をより高めるために必要と判断し、現在検討・実施中の安全対策工事もありますが、これらの安全対策工事についてもできるだけ早期に完了するよう引き続き取り組んでおります。
 なお、泊発電所1,2号機についても、3号機に引き続き完了できるよう、安全対策工事を進めております。
 当社は、新規制基準適合性審査対応に引き続き取り組むとともに、更なる安全性・信頼性向上に向けた自主的な取り組みについても着実に進め、泊発電所の一層の安全確保に万全を期してまいります。

  1. 炉心損傷防止対策・原子炉格納容器破損防止対策
    1. (1) 可搬型注水ポンプ車の配備(添付資料-2-(1)参照)
       原子炉冷却機能喪失時や原子炉格納容器内の冷却・減圧対策のため、可搬型注水ポンプ車を配備
      (全号機共用[計8台]:平成25年10月に4台、11月に4台搬入済)

      ※ 主に圧力が高い箇所への給水を想定

    2. (2) 可搬型送水ポンプ車の配備(添付資料-2-(2)参照)
       原子炉冷却機能喪失時や原子炉格納容器内の冷却・減圧対策のため、可搬型送水ポンプ車を配備
      (全号機共用[計15台]:既設の2台に加え平成25年9月に6台、11月に7台搬入済)

      ※主に圧力が低い箇所への給水を想定

    3. (3) 代替格納容器スプレイポンプの設置(添付資料-2-(3)参照)
       原子炉冷却機能喪失時や原子炉格納容器内の冷却・減圧対策のため、代替格納容器スプレイポンプを設置
      (1号機:平成25年11月設置済)
      (2号機:平成25年11月設置済)
      (3号機:平成25年11月設置済)
    4. (4) 原子炉停止失敗に対する対策設備の追加設置
       原子炉停止失敗時の対策として、タービンをトリップさせるとともに、主蒸気隔離弁を閉止し、補助給水ポンプを自動起動させるための設備を追加設置
      (3号機:平成25年11月設置済)

      ※ 1号機は平成25年7月、2号機は平成25年8月に設置済(平成25年9月27日お知らせ済み)

    5. (5) 格納容器スプレイ流量積算計の設置(添付資料-2-(4)参照)
       原子炉格納容器内の冷却・減圧対策として、原子炉格納容器内へ注水する際、その注水量を把握するため、格納容器スプレイポンプ出口ラインに流量積算計を設置
      (3号機:平成25年10月設置済)

      ※ 1,2号機は平成25年8月に設置済(平成25年9月27日お知らせ済み)

    6. (6) 代替格納容器スプレイ流量積算計の設置(添付資料-2-(5)参照)
       原子炉格納容器内の冷却・減圧対策として、原子炉格納容器内へ注水する際、その注水量を把握するため、代替格納容器スプレイポンプ出口ラインに流量積算計を設置
      (3号機:平成25年10月設置済)
    7. (7) 原子炉格納容器再循環ユニットへの海水供給ラインの設置(添付資料-2-(6)参照)
       原子炉格納容器内の冷却・減圧対策として、原子炉格納容器内を冷却する格納容器再循環ユニットに通常の冷却水に代わる海水を供給するラインを設置
      (3号機:平成25年10月設置済)

      ※ 1号機は平成25年9月、2号機は平成25年8月に設置済(平成25年9月27日お知らせ済み)

  2. 使用済燃料ピット内の燃料損傷防止対策
    1. (1) 可搬型スプレイ設備の配備(添付資料-2-(7)参照)
       使用済燃料ピットの冷却水が漏えいした場合、使用済燃料ピット内の燃料損傷防止対策として、可搬型スプレイ設備を配備
      (全号機共用[7台]:平成25年10月搬入済)
    2. (2) 水位・温度監視設備の設置(添付資料-2-(8)参照)
       使用済燃料ピットの水位、温度を中央制御室で監視するための既設の使用済燃料ピット水位・温度監視設備に加え、重大事故発生時にも監視可能な設備を設置
      (3号機:平成25年10月設置済)

      ※ 1,2号機は平成25年7月に設置済(平成25年9月27日お知らせ済み)

  3. 電源の確保対策
    1. (1) 3号機非常用ディーゼル発電機燃料油貯油槽の増設
       3号機非常用ディーゼル発電機用燃料の貯油量増強のため、貯油槽(地下タンク)を9月に増設し、10月に工事を完了

      ※ 1,2号機の同貯油槽は新規制基準が要求する容量を満足しており、本工事は不要

    2. (2) 代替非常用発電機(常設)の設置(添付資料-2-(9)参照)
       全交流電源喪失時における常設の代替交流電源の確保対策として設置する非常用発電機が供用開始されるまでの代替として代替非常用発電機(常設)を設置
      (3号機[1台]:平成25年10月設置完了)
    3. (3) 可搬型代替電源車の配備(添付資料-2-(10)参照)
       全交流電源喪失時における可搬型の代替交流電源として可搬型代替電源車を配備
      (全号機共用[計8台]:平成25年10月配備完了)
  4. 放射性物質の拡散抑制対策
    1. (1) シルトフェンス(海中カーテン)の配備(添付資料-2-(11)参照)
       放射性物質の海洋への拡散を抑制する設備として、シルトフェンス(海中カーテン)を配備
      (全号機共用:平成25年10月搬入済)
  5. その他の対策
    1. (1) 泊発電所3号機用緊急時対策所の設置(添付資料-2-(12)参照)
       重大事故等が発生した場合においても、重大事故対処活動を指揮できるよう、緊急時対策所を1号機原子炉補助建屋に設置
      (3号機:平成25年11月設置済)
  6. 更なる安全性・信頼性向上を目指す取り組み
    1. (1) 防潮堤の設置(添付資料-2-(13)参照)
       敷地への浸水防止対策として、敷地海岸部で防潮堤設置工事を実施中であり、海抜12.0mまで施工済(平成25年11月完了)
      (海抜16.5mまで平成26年12月設置完了予定)
    2. (2) 取水口前面への堰の設置
       引き津波対策として、1,2号機および3号機の取水口前面に堰を設置
      (1,2,3号機:平成25年11月設置完了)

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