伊達発電所2号機の復旧について(最終報) |
2013年10月11日
伊達発電所2号機(所在地:伊達市、定格出力:35万kW、使用燃料:重油)は、定期事業者検査※1の試運転中に電気式集じん装置※2の不具合を確認したため、10月10日19時30分頃から発電を停止して点検作業を実施いたします。
復旧は、点検結果にもよりますが、10月11日頃となる見込みです。
伊達発電所2号機については、電気式集じん装置の内部点検の結果、天井部や梁に付着していた錆が剥れ、集じん電極と放電電極に挟まって接触したことにより短絡※3していたことを確認しました。
このため、電気集じん装置内部に付着・堆積している錆を除去し、本日12時38分に復旧しました。
伊達発電所2号機の復旧に伴い、本日の当社のピーク時供給力は541万kW、供給予備力は106万kWとなります。
お客さまにおかれましては、引き続き、無理のない範囲での節電にご協力をお願いいたします。
- ※1 6月25日から10月10日(18時)まで実施(6月27日から7月18日まで一時中断)。
今回の定期事業者検査はボイラーとタービンを対象としており、試運転にてこれらの機器が問題なく運転できることを確認し終了。 - ※2 ボイラーで燃焼した後の排ガスから静電気の力により灰を取り除く装置。
- ※3 集じん電極と放電電極の間で静電気を発生させるため、両極が接触すると短絡(ショート)が発生する。
<本日(10月11日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 541 | 506 |
予想最大電力 | 435 | 435 |
供給予備力 | 106 | 71 |
【添付資料】
伊達発電所2号機 電気式集じん装置の概要図 [PDF:47KB]
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