電気料金の値上げの検討について |
2013年3月27日
原子力発電所の安全基準に対する見直しが進められている中、泊発電所は全基停止した状況が続いております。
このため、火力燃料費が大幅に増加しており、安全の確保や安定供給に影響を与えないことを前提に工事の繰り延べや緊急的な支出抑制など徹底した効率化に努めてまいりましたが、平成24年度の収支につきましては、過去最大の損失を計上する見通しであり、年度末の自己資本も大幅な減少が見込まれます。
現在、原子力規制委員会において、原子力発電所の新安全基準の策定が進められておりますが、現時点におきましても、泊発電所の発電再開の時期を見通すことができません。
このまま発電停止が継続すると、自己資本の毀損がさらに拡大し、燃料調達や設備の保守・保全などに必要な資金の調達も困難となり、電力の安定供給にも支障をきたすおそれが生じます。
このような状況を踏まえ、このたび、電気料金の値上げにつきまして、実施時期、幅などの具体的な検討を開始せざるを得ないと判断いたしました。
何卒、当社の置かれた現状についてご理解を賜りますようお願い申し上げます。
【添付資料】
当社の経営状況について [PDF:52KB]
本文ここまで。
ここからカテゴリ内メニューです。
カテゴリ内メニューここまで。