計画停電回避緊急調整プログラムへのご協力状況について |
2012年11月30日
本日(11月2日)、国の電力需給に関する検討会合(第9回)・エネルギー・環境会議(第16回)合同会合におきまして、計画停電を含む非常事態を最大限回避するための需給対策がまとめられました。当社としても、この需給対策の達成に向けて、国や北海道と連携して最大限の努力で取り組んでまいります。
お客さまには、大変なご不便とご迷惑をおかけいたしますが、今冬に備えるために、次の期間の平日について、今夏と同様、2010年度と比較して7%以上の節電へのご協力をお願いいたします。
節電をお願いする期間 | 節電をお願いする時間帯 |
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12月10日から12月28日まで | 16時から21時 |
1月7日から3月1日まで | 8時から21時 |
3月4日から3月8日まで | 16時から21時 |
冬季の北海道は夜間も電力需要が高い水準であるため、この時間帯以外におきましても、可能な範囲での節電をお願いいたします。
また、上記期間以外の12月3日から12月7日、3月9日から3月29日の平日における8時から21時においても、数値目標は設けませんが可能な範囲での節電をお願いいたします。
今冬において、複数の大規模電源が脱落し、考えうる全ての需給対策を講じても、なお予備率1%以下となるような需給ひっ迫となる稀頻度の事態が想定される場合に備え、お客さまに「計画停電回避緊急調整プログラム」によるご協力をお願いしてまいりました。
当初想定していた操業の調整(生産・経済活動の一時停止や臨時休業等)によるご協力に加え、自家発電設備をお持ちのお客さまにもご協力をいただけることになりました。
現在の状況は以下のとおりです。
操業調整によるご協力分 | 約20万kW |
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自家発活用によるご協力分 | 約11万kW |
合計 | 約31万kW |
※上記に加え、契約電力で約13万kWのお客さまに、ご協力を検討いただいているところです。
2010年度比7%以上の節電に加え、「計画停電回避緊急調整プログラム」にご協力いただくことにより、万が一、複数の大規模電源が脱落した場合においても、人命に関わる停電に至るリスクを回避することが可能になるものと考えております。
当初の目標である33万kWにつきましては、概ね確保できる見通しとなっておりますが、複数の大規模電源が脱落した場合のリスクを極小化するために、お客さまのご協力をいただきながら更なる上積みに努めてまいります。
当社は、今後も、可能な限りの供給予備力の確保に向けた取り組みを続けてまいります。
【参考:計画停電回避緊急調整プログラムについて】
<概要>
今冬において、複数の大規模電源が脱落し、考えうる全ての需給対策を講じても、なお予備率1%以下となるような需給ひっ迫となる稀頻度の事態が想定される場合、人命に関わる停電に至るリスクを回避するため、生産・経済活動の一時停止や臨時休業、自家発電設備の活用等により速やかに需要を抑制いただき、そのご協力に対して料金を割り引きさせていただく契約メニューです。
<調整対象期間>
2012年12月10日(月)から2013年3月22日(金)