苫小牧発電所1号機の停止について(第1報) |
2012年8月26日
苫小牧発電所1号機(所在地:苫小牧市、定格出力:25万kW、使用燃料:重原油・天然ガス)は、定格出力運転中にガス再循環ダクト※の外装板の一部が赤く熱せられているのを確認したため、補修作業に向けて本日15時16分に停止しました。
復旧に向けましては、ガス再循環ダクト内部の温度低下を待って状態を確認し補修作業を進めるため、2日間程度の復旧期間を要する見込みです。ただし、当該箇所の状態によっては、復旧期間が延伸することも考えられます。
当面の電力需給は、安定供給に必要な供給予備力を確保できると考えており、直ちに供給に支障がある状況ではありません。
しかしながら、発電機のさらなる計画外停止や北本連系設備が停止した場合には、極めて厳しい状況になることも想定されます。
今後、卸電力取引所からの電力調達を行うなど供給力の確保を進めてまいります。
お客さまにおかれましては、引き続き節電への取り組みにつきまして特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。
需給状況に大きな変化があった際には、速やかにお知らせしてまいります。
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※
ガス再循環ダクト:ボイラー排ガスの一部をボイラーに再循環させるダクトであり、このダクトを流れる排ガスの量を調節して、ボイラーで作られる蒸気の温度を調節する。
<本日(8月26日)の需給状況>
(単位:万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 464 | 489 |
予想最大電力 | 415 | 415 |
供給予備力 | 49 | 74 |
【添付資料】
苫小牧発電所1号機 ボイラーの概要図 [PDF:64KB]
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