当社苫小牧発電所1号機の復旧について(最終報) |
2012年4月7日
当社苫小牧発電所1号機(所在地:苫小牧市、定格出力:25万kW、使用燃料:重原油・天然ガス)は、計画作業として実施した煙突内部清掃の終了に伴い運転再開に向けて準備を進めておりましたが、ボイラー(※1)の下部に設置されている水ドラム(※2)のマンホールより漏水が確認されたため準備作業を取止め、4月6日1時36分より点検を開始しました。
苫小牧発電所1号機については、その後の点検結果から、漏水原因がマンホール用パッキン(※3)の性能低下であると確認できたため、当該パッキンの取替を行い、本日12時34分に復旧しました。
苫小牧発電所1号機の復旧に伴い、本日の当社のピーク時供給力は561万kW、予想最大電力は470万kW、供給余力は91万kWとなります。
お客さまにおかれましては、引き続き、省エネルギーや日常生活、経済活動に支障のない範囲での節電について、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
-
(※1)
ボイラー
燃料である石炭を燃焼させ、蒸気をつくる装置 -
(※2)
水ドラム
ボイラー上部の蒸気ドラム(蒸気と水の混合物を分離する装置)で分離した水をボイラー内で循環・加熱する過程において、一旦、ボイラー下部で水を集める装置 -
(※3)
パッキン
マンホール蓋から水が漏れないようにその隙間を密閉させる部材
本日(4月7日)の需給状況
(万kW)
変更後 | 変更前 | |
---|---|---|
ピーク時供給力 | 561 | 536 |
予想最大電力 | 470 | 470 |
供給余力 (融通送電電力) (予備力) |
91 (26) (65) |
66 (26) (40) |
【添付資料】
苫小牧発電所1号機 ボイラーの概要図 [PDF:97KB]
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