今冬の需給見通しについて |
2011年11月2日
東日本大震災以降、全国的に電力需給が逼迫している中で、北海道では、これから電力需要がピークとなる冬季を迎えます。
泊発電所1,2号機につきましては、定期検査における発電再開時期を見通すことが難しい状況にあり、当社は、これまで、電力の安定供給確保に向けた需給対策の検討を進めてまいりました。
このたび、今冬の電力需給状況と需給対策をまとめましたので、お知らせいたします。
火力、水力発電設備の補修時期の調整などを中心とした需給対策により、今冬の供給予備力につきましては、70万kW以上を確保できる見通しであり、電力需給に大きな支障が生じる状況にはないものと考えております。
しかしながら、大型発電設備の計画外停止や複数の発電所が停止した場合などには、厳しい需給状況となることも想定されます。
当社といたしましては、今冬の電力安定供給に万全を期すため、社内に「需給対策会議」を設置し、今後も、発電設備の補修時期の調整、自家発電設備をお持ちのお客さまからの電力購入や需給調整契約の拡充などの需給対策を着実に進めてまいります。
また、泊発電所1,2号機の早期の発電再開を目指すとともに、引き続き、泊発電所の安全確保に万全を期してまいります。
お客さまにおかれましては、引き続き、省エネルギーや日常生活、経済活動に支障のない範囲での節電について、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【添付資料】
今冬の電力需給バランスと電力需給対策 [PDF:79KB]