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プレスリリース 2011年度

豊平峡発電所の水車ランナ取替による発電所出力変更について
~水車の出力向上、CO2排出量削減へ~

2011年6月1日

 当社は、豊平峡発電所(所在地:北海道札幌市南区、形式:ダム水路式水力)の水車ランナ※1の取替えに伴い、発電所認可出力を1,900kW増加させたことから、本日、電気事業法第9条第2項の規定※2に基づき、北海道経済産業局へ届出いたしました。
 これにより、新たな発電所認可出力は51,900kWとなりました。

 今回の取替工事では、水車内の水の流れについて「三次元流れ解析※3」によるシミュレーションを実施し、高効率な水車ランナを取付けました。これにより、水車ランナの形状がより適正化され損失も少なくなり、水利条件(落差・流量)を変更することなく水車の出力を向上させ、発電所出力を増加させることが可能となりました。

 出力変更によって、豊平峡発電所の発電電力量は年間約400万kWh増加すると想定しており、年間約1,700トンのCO2排出量削減効果を見込んでおります。

 本スキームによる出力変更は、層雲峡発電所での水車ランナ取替(2011年2月16日にお知らせ済)に次いで2回目となります。今後、他の水力発電所についても更新に合わせて、同様の取り組みを進めてまいります。

 当社は引き続き、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みなどを通じて、低炭素社会の実現に貢献していきます。

  • ※1

    水車ランナ
    水車の内部にあり、水の力により回転する部分(添付資料参照)。

  • ※2

    電気事業法第9条第2項の規定
    電気事業者は許可事項に変更があったとき、又は発電用のものにあっては設置場所、原動力の種類、周波数および出力の変更をしたときは、遅滞なく、その旨を経済産業大臣に届出なければならない。

  • ※3

    三次元流れ解析
    コンピュータ上で水の流れ方をシミュレーションする技術。この技術の導入によって比較的短期間で安価に高効率のランナを製作することが可能となった。本解析は自動車の空気抵抗を計算する際にも使用されている。

【添付資料】

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