プレスリリース 2010年度 東北地方太平洋沖地震を踏まえた泊発電所の対応について(第2報) |
2011年3月24日
当社は、東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の状況を踏まえた対応として、泊発電所へ移動発電機車を配備することといたしました。(平成23年3月17日お知らせ済み)
その後も、一層の信頼性向上を図るための対策の検討をしてまいりましたが、現時点における対策を取りまとめましたのでお知らせします。
今回の福島第一原子力発電所の深刻な状況は、想定を上回る津波に伴う設備の被水、浸水により非常用ディーゼル発電機や海水ポンプなどの機能が損なわれたことによるものと考えられることから、電源確保、冷却機能確保の多様化を中心とした対策を可能な限り早期に行なってまいります。
- これまでに実施した対策
- 移動発電機車(発電設備容量:3,200kW、1台)を泊発電所に配備(平成23年3月18日配備済み)
- 地震発生直後に臨時の巡視を実施するとともに、安全上重要な機器に対して、定期試験および巡視点検により異常のないことを確認(日常点検にて実施済み)
- 今後検討する対策
- 安全上重要な機器が設置された建屋の浸水対策の強化
- 海水ポンプ電動機予備機の確保
- 全交流電源喪失時等の緊急時対応訓練の強化
- その他
化学消防自動車および水槽付消防車を配備済み(平成20年3月)
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