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プレスリリース 2010年度

層雲峡発電所の水車ランナ取替による発電所出力変更について
~新たな解析システムの導入による水車の出力向上、CO2排出量削減へ~

2011年2月16日

 当社は、層雲峡発電所(所在地:北海道上川郡上川町、形式:ダム水路式水力)の水車ランナ※1の取替えに伴い、発電所認可出力を1,600kW増加させたことから、本日、電気事業法第9条第2項の規定※2に基づき、北海道経済産業局へ届出いたしました。
 これにより、新たな発電所認可出力は25,400kWとなりました。

 今回の取替工事では、当社として初めて、水車内の水の流れについて「三次元流れ解析※3」によるシミュレーションを実施し、高効率な水車ランナを取付けました。これにより、水車ランナの形状がより適正化され損失も少なくなり、水利条件(落差・流量)を変更することなく水車の出力を向上させ、発電所出力を増加させることが可能となりました。

 出力変更によって、層雲峡発電所の発電電力量は年間約368万kWh増加すると想定しており、年間約1,600トンのCO2排出量削減効果を見込んでおります。

 今後、他の水力発電所についても水車ランナ更新に合わせて、同様な取り組みを進めてまいります。

 当社は、引き続き、泊発電所の安全・安定運転や再生可能エネルギーの導入拡大などにより、電源の低炭素化に努めるとともに、エコキュートなどのヒートポンプ機器の普及拡大に向けた取り組みなどを通じて、低炭素社会の実現に貢献していきます。

  • ※1

    水車ランナ
    水車の内部にあり、水の力により回転する部分(添付資料参照)。

  • ※2

    電気事業法第9条第2項の規定
    電気事業者は発電所出力を変更した場合は遅滞なく、その旨を経済産業大臣に届出なければならない。

  • ※3

    三次元流れ解析
    コンピュータ上で水の流れ方をシミュレーションする技術。この技術の導入によって比較的短期間で安価に高効率のランナを製作することが可能となった。本解析は自動車の空気抵抗を計算する際にも使用されている。

【添付資料】

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