泊発電所3号機のプルサーマルで使用するMOX燃料の製造に係る品質保証システム監査の実施について |
2010年7月6日
当社は、本年3月29日、泊発電所3号機のプルサーマルで使用するMOX燃料の加工に関する契約を三菱原子燃料株式会社と締結いたしました。
なお、同日、三菱原子燃料株式会社は、当社立ち会いのもと、フランスのメロックス社(MOX燃料製造会社)とMOX燃料の製造に関する委託契約を締結しています。
(2010年3月29日お知らせ済) [PDF:15KB]
当社は、MOX燃料製造の品質保証活動に万全を期すこととしており、その一環として、三菱原子燃料株式会社およびフランスのメロックス社に当社社員を派遣し、以下の日程で、品質保証システム監査※を実施いたしました。
監査の結果、いずれの社においても品質マネジメントシステムが適切に構築・維持されていることを確認いたしました。
<監査日程>
- 三菱原子燃料株式会社:6月17日
- メロックス社:6月29日~7月1日
泊発電所3号機で使用するMOX燃料は、今後、原子炉設置変更許可を取得した後、経済産業省に輸入燃料体検査申請を行った上で、メロックス社にて製造を開始いたします。
製造期間中においても品質保証活動の一環として、当社社員をメロックス社に派遣し、製造状況などを確認するとともに、加工の各段階に応じて監査・検査を実施していくこととしております。
当社といたしましては、今後もMOX燃料製造に係る品質保証活動に万全を期し、着実にプルサーマル計画を進めてまいります。
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品質保証システム監査
当該事業者の品質マネジメントシステム(品質保証の仕組み・体制等)が、国際規格であるISO9001に則り適切に構築されているかなどについて確認する。