苫小牧発電所1号機における天然ガス混焼の運用開始について
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2009年11月17日
当社は、苫小牧発電所1号機(所在地:苫小牧市、定格出力:25万kW、発電用燃料:重原油、運転開始:1973年11月)において、天然ガス混焼のための改良工事を実施し9月から試運転を進めてまいりましたが、本日、使用前自主検査*1を終了し、運用を開始しましたので、お知らせします。
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*1
使用前自主検査:
電気事業法に基づき、事業用電気工作物が工事計画の内容どおりであること、および技術基準に適合していることを事業者自らが確認する検査。
苫小牧発電所1号機における天然ガス混焼は、原油などの燃料価格が中長期的に高水準で推移するものと想定されていることや、地球環境問題への対応などを考慮し、北海道産エネルギーである勇払天然ガスを発電用燃料の一部として使用することとしたものです。
勇払天然ガスについては、石油資源開発株式会社(渡辺修代表取締役社長、本社:東京都千代田区)と売買契約を締結しており、同社敷設のパイプラインにて苫小牧発電所構内で供給されます。
<天然ガス混焼の概要>
- 年間ガス消費量
1,600万Nm3 *2(原油換算2万kl)程度
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*2
Nm3(ノルマル立方メートル):
摂氏0度、1気圧の状態に換算した気体の体積
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- 設備改造工事
主にボイラ本体、計装制御装置などの改造工事を実施
工期:2009年4~11月 工事・試運転 - 混焼割合
最大で定格出力(25万kW)の20%相当 - CO2排出抑制効果
1.5万t-CO2/年程度
【添付資料】
苫小牧発電所1号機写真 [PDF:56KB]
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