環境配慮型オール電化マンションの誕生について
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2009年11月16日
当社は、省エネルギーや環境性、経済性に優れた電気給湯機「エコキュート*1」をはじめとするヒートポンプ機器をお勧めしています。このたび、株式会社じょうてつ様のマンション事業物件において、ヒートポンプ機器の「エコキュート」を給湯に、「寒冷地向け暖冷房エアコン*2」をリビングの暖冷房に採用し、環境に配慮したオール電化*3マンションの建設が決定いたしました。
給湯、暖冷房ともにヒートポンプ機器をご採用いただいたオール電化マンションは、北海道内では初となります。
今回ご採用いただく「エコキュート」と「寒冷地向け暖冷房エアコン」は電気ヒーター式の温水器や暖房器に比べ、CO2排出量が1/2以下に低減されるとともに、給湯、暖房にかかる電気料金も約1/2になります。
なお、「寒冷地向け暖冷房エアコン」は、寒冷地でも十分な暖房能力を有しており、冷房のほか除菌や除湿などの機能も備えています。
当社は引き続き、省エネルギーや環境性、経済性に優れたヒートポンプ機器の普及拡大に、全社を挙げて取り組んでまいります。
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*1
エコキュート(CO2を冷媒とするヒートポンプ給湯機システムの総称):
国も補助金対象とし普及拡大を図っている高効率給湯機。近年の性能向上により、外気温がマイナス25℃程度まで低下する地域も含め北海道内ほぼ全域での設置が可能となった。北海道内での導入台数は2009年10月末現在2,088台。 -
*2
寒冷地向け暖冷房エアコン(取扱メーカーによって呼称や機能は異なる):
低外気温時にも快適な暖房ができるよう暖房能力を向上させた機種。エコポイントの対象機器でもある。 -
*3
オール電化:
給湯、暖房、調理などご家庭のエネルギーをすべて電気で賄う。新築住宅に占めるオール電化の比率は5割程度となっており、北海道内のオール電化住宅戸数は2009年10月末現在143,553戸。
<物件概要>
- マンション名
(仮称)じょうてつアイム北29条 - 所在地
札幌市北区北29条西4丁目274-59他 - 構造・総戸数
鉄筋コンクリート造10階建(一部4階建) 43戸 - 電化設備
給湯:エコキュート、暖房:寒冷地向け暖冷房エアコン(リビング)、パネルヒーター(諸室)、調理:IHクッキングヒーター - 事業主
株式会社じょうてつ(本社:札幌市白石区) - 着工・竣工
2009年12月着工、2011年3月竣工予定 - 特徴
マンションにおける建築基準法第52条第14項第1号の適用第1号