深夜電力等契約の二重計量調査の完了について |
2008年7月10日
当社は、北海道経済産業局からの指示に基づき、深夜電力契約および時間帯別電灯契約の二重計量に係る調査を実施した結果、29件の二重計量事象を確認し、平成20年1月18日、調査結果、原因および再発防止対策を取りまとめ、北海道経済産業局に報告しました。
また、深夜電力契約および時間帯別電灯契約と同様に、融雪用電力契約についても調査を行い、1月18日時点で6件の二重計量事象を確認し、引き続き、調査を進めてまいります。
(平成20年1月18日 お知らせ済)
当社は、調査を進めておりました融雪用電力契約について、調査が完了したことから、本日、北海道経済産業局に報告しました。
その結果、58件の二重計量事象(平成20年1月18日にお知らせ済の6件を含む)を確認しました。二重計量となっていたお客さまには、ご迷惑をおかけしたことに対しお詫び申し上げるとともに事情をご説明し、誤った電気料金について払い戻し手続きを進めています。
原因については、電気工事会社による配線工事完了後に実施する当社の竣工検査において、複数の計器を施設した場合の検査項目が不十分であったため、配線工事誤りを発見できなかったものです。
当社としては、下記の取り組みを着実に実施し、再発防止の徹底を図ってまいります。
1件のお客さまに複数の計器が施設される場合には、各計器との接続形態が確認できる工事図面を作成し、当社への提出を電気工事会社に義務付けます。
電気工事会社が行う自主点検および当社の竣工検査の際に用いる検査票に、配線の適正施工に関する項目を追加します。
電気工事会社に対して、1件のお客さまに複数の計器が施設される場合の工事図面記載方法および配線工事方法等について教育を実施します。
当社の竣工検査員に対して、1件のお客さまに複数の計器が施設される場合の計量方法および確認項目について再教育を実施します。
計量が適正に行われていることを効果的にチェック出来る仕組み等について検討を実施していきます。
*から
までの再発防止対策は実施済です。
なお、農事用電力契約についても同様の調査を実施しましたが、二重計量事象は確認されませんでした。
<誤配線の例>