ほくでんグループ みどりのサポーター活動の取り組み~北海道洞爺湖サミット開催を契機に10万本を植樹~ |
2008年3月27日
ほくでんグループでは、従来より各事業所で地域の森林づくりに参加するとともに、国内外での植林や森林の二酸化炭素吸収効果に関する研究に取り組んでまいりました。
このたび、地球温暖化防止を主要議題とする北海道洞爺湖サミットの開催を契機として、地域の森林づくりへの一層の支援を行う「ほくでんグループ みどりのサポーター活動」に取り組むこととしましたので、お知らせします。
- 「ほっかいどう企業の森林づくり」への参加
北海道の提唱する「ほっかいどう企業の森林づくり*1」制度へ参加し、2008年度から5年間で約50haの土地に合計約10万本の植樹を行います。年間のCO2吸収量は千トン程度と試算しています。植樹場所は、雪解け後に現地を調査して選定する予定です。 -
事業所における植樹活動の全道展開
2008年度から、施工が簡単で苗木の活着がよいカミネッコン*2による植樹を全道の事業所で開始します。2008年度は6月の環境月間にあわせてモデル事業所を11箇所選定して、合計1,100本の植樹(100本/事業所)を行う予定です。
なお、将来的に全道の事業所に植樹リーダーを養成し、自主的な植樹活動を展開する計画です。
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*1
ほっかいどう企業の森林づくり:企業が社会貢献などを目的に行う森林活動への支援制度で、2007年度に開始された。北海道が、全道各地の民有林(市町村有林・私有林)から企業の整備を希望する森林を募集し、その森林情報を登録して企業に紹介している。企業は利用権、命名権等を得て、環境教育等への利用が可能となる。
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*2
カミネッコン:再生紙ダンボールから作られた紙型枠のことで、紙で根をコンパクトにしっかり守るという意味。それを組立てて、六角形型の植栽用紙ポット(下写真)を作り、そこに土と苗木を入れて、置き植え方式(植え穴を必要としない植栽方法)で植栽を行う。1997年に森林空間研究所主宰、北海道大学名誉教授の東 三郎(ひがし さぶろう)氏が考案した植樹法。
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