泊発電所1号機の手動停止について |
2007年9月19日
泊発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力57万9千kW、定格熱出力一定運転中)は、昨日、B-非常用ディーゼル発電機を定期試験のため起動したところ、13時37分、B-非常用ディーゼル発電機が自動的に停止し、その後、点検を行っていました。
泊発電所原子炉施設保安規定(以下、保安規定)に基づき※1、本日15時49分、残りのA-非常用ディーゼル発電機の起動確認を実施しようとしたところ、起動できませんでした。
このため、保安規定に基づき※2、原子炉を停止することといたしました。本日18時30分頃から泊発電所1号機の出力を徐々に低下させ、20日0時30分頃発電を停止する予定です。A,B-非常用ディーゼル発電機が起動できなかった原因、停止した原因については現在調査中です。
なお、今回の事象による外部への放射能の影響はありません。
本件については、原子炉等規制法に基づき経済産業省に、また安全協定に基づき北海道及び地元四カ町村に連絡済です。
(非常用ディーゼル発電機にかかる保安規定記載内容)
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*1:
非常用ディーゼル発電機1基が動作不能である場合、残りの非常用ディーゼル発電機を起動し、動作可能であることを確認する。
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*2:
非常用ディーゼル発電機2基が動作不能である場合、13時間以内に原子炉を停止しなければならない。
【添付資料】
泊発電所1号機 1階配置図[PDF:56.6KB]
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