2.連結決算の概要

　当年度の収支につきましては、収入面では、昨年7月1日から実施した電気料金引下げの影響はありましたが、販売電力量の増加に加え、燃料費調整制度の影響などにより、営業収益（売上高）は、前年度に比べ227億円（4.2％）増加の5,595億円となり、これに営業外収益を加えた経常収益は、234億円（4.3％）増加の5,628億円となりました。

　支出面では、設備投資の抑制などによる減価償却費の減少に加え、経営全般にわたる効率化に努めましたが、燃料価格の上昇による燃料費の増加などにより、営業費用は、前年度に比べ141億円（3.0％）増加の4,863億円となり、これに営業外費用を加えた経常費用は、163億円（3.3％）増加の5,055億円となりました。

　以上により、営業利益は、前年度に比べ86億円（13.3％）増加の732億円、経常利益は、71億円（14.2％）増加の572億円となり、税引後の当期純利益は、22億円（6.9％）増加の344億円となりました。