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エネルギーアイランド

自然界にもある放射線(ほうしゃせん)

放射線は原子力発電所だけにあるものだと思っておるのではなかろうな?そもそも放射線とは、この宇宙空間(うちゅうくうかん)や地球上に無数にそんざいしておるものなんじゃ。さらに、みんなが立っておる地面や、毎日食べている食事や飲み物からも、わずかではあるが放射線が出ておるのじゃよ。

自然界の放射線量の数値

宇宙から受ける放射線量 年間0.39ミリシーベルト

空気中から受ける放射線量 年間1.26ミリシーベルト

大地から受ける放射線量 年間0.48ミリシーベルト

食物から受ける放射線量 年間0.29ミリシーベルト

※シーベルト : 放射線を受けたときの影響(えいきょう)を測る単位。

その他の身近な放射線量

胸のレントゲンさつえい

⇒0.06ミリシーベルト(1回あたり)

CT検査(けんさ)

⇒2.4~12.9ミリシーベルト(1回あたり)

東京~ニューヨーク間の航空機(こうくうき)旅行

⇒0.08~0.11ミリシーベルト(おうふく)

イランのラムサールという都市の屋外の自然放射線量は年間で0.5~613ミリシーベルトなんだって!

ひかる君

出典:国連科学委員会(UNSCEAR)2008年度報告書、(公財)原子力安全研究協会

「新版生活環境放射線(平成23年)」、ICRP「Publication103」他より作成