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森バイナリー発電所
事業の概要
当社、JFEエンジニアリング(株)および東京センチュリー(株)の3社は、共同で「森バイナリーパワー合同会社」を設立し、北海道森町において、2022年8月から「森バイナリー発電所」の建設を進め、2023年11月に営業運転を開始しました。
森バイナリー発電所は、当社が保有する森発電所(定格出力:2.5万kW、地熱)の還元熱水※1に含まれる未利用熱エネルギーを、バイナリー方式※2により有効活用して発電する、環境へ配慮した発電所です。
本事業は、40年以上にわたり森発電所を運営し、地熱発電所の運転実績・経験が豊富な当社、全国に多数の地熱発電所設備を納入した実績を有するJFEエンジニアリング、「金融×サービス×事業」を融合したビジネスを展開し数多くの再生可能エネルギー事業を手掛ける東京センチュリーによる共同事業です。
森バイナリー発電所は、周辺環境に配慮した運営に努めるとともに、持続可能な純国産の再生可能エネルギーである地熱発電による電気を安定的にお届けすることで、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。
- ※1地熱発電では、地下深部から高温の蒸気・熱水をくみ上げ、このうち蒸気はタービンを回して発電に利用し、熱水は井戸を通じてまた地中へ戻します。この地中へ戻す熱水を還元熱水といいます。
- ※2地熱資源(蒸気・熱水)を熱源として水より沸点の低い媒体を蒸発させ、その蒸気でタービンを回し発電する方式です。
- 森町における地熱バイナリー発電事業の実施について(2021年4月28日プレスリリース)
- 「森バイナリーパワー合同会社」の事業運営の開始について(2021年6月22日プレスリリース)
- 森バイナリー発電所の営業運転開始について(2023年11月24日プレスリリース)
発電所の概要
- 発電所名 森バイナリー発電所
- 事業場所 北海道茅部郡森町濁川
- 出力規模 2,000kW
- 発電方式 空冷式バイナリー発電方式
- 着工 2022年8月
- 営業運転開始 2023年11月
森バイナリー発電所