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定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(2025年4月)

高台ステーション風向風速観測用支柱の倒壊に伴う不信頼データの発生について

  1. 発生状況

    2025年4月13日(日)午後2時49分頃、北海道警察より岩内町に設置している「高台ステーション」(以下、「EMS-5」という。)において敷地内の支柱が倒れているとの連絡を受けました。
    現場を確認したところ、風向風速観測用支柱が根元部分から折れて倒れており、支柱先端に取り付けている風向風速計が衝撃により破損し、さらに電源・通信ケーブルも断線していることを確認しました。
    このことに伴い、風向および風速データは、同日午後2時43分(1分値)から同じ値を示しており、北海道原子力環境センター(以下、「環境センター」という。)にテレメータ伝送している測定データ(10分値)が不信頼データであることを確認しました。(風向:E、風速:7.9m/sで測定データが固定)
    このため、同日午後5時50分に環境センターへの伝送を停止しました。

  2. 原因

    現場確認の結果、不信頼データとなった原因は、風向風速観測用支柱の根元部の腐食と風の影響で支柱が倒壊し、その衝撃で風向風速計の破損および電源・通信ケーブルの断線が発生したことによるものです。

  3. 今後の対応

    再発防止策を検討するとともに、できるだけ早期に復旧できるよう対応して参ります。

(参考)発電所からのデータ伝送について

泊発電所では、モニタリングステーションおよびモニタリングポストでの環境放射線や気象観測局などのデータをリアルタイムで環境センターにテレメータ伝送しています。
今回不信頼が発生したEMS-5の風向風速データについても、EMS-5の局舎内からNTT専用回線を介して発電所に1分周期で伝送しており、発電所内の総合環境監視テレメータ盤にて収集した「1分値」データを演算処理した上で、「10分値」として正10分ごとに環境センターへ伝送しています。
また、これらのデータは、環境センターから岩宇4町村などへ伝送し、公開されているほか、北海道および当社のホームページでも公開しています。

泊村、共和町、岩内町、神恵内村