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定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(2020年8月)

気象観測設備のうち、湿度計の不具合について

  1. 事象の概要

    令和2年8月20日(木)9時10分から泊発電所より北海道原子力環境センター(以下、「環境センター」という。)へのデータ伝送を停止し、同日9時40分より四半期に一度実施している湿度計の点検を実施したところ、基準湿度計との比較試験において、湿度指示値誤差が基準値から外れている事象を確認しました。
    その後、9月24日(木)に湿度計検出器を交換し、翌日25日(金)18時30分にデータ伝送を再開しました。
    なお、これまで伝送したデータへの影響について検討した結果、湿度計については令和2年7月9日(木)9時40分に基準湿度計との比較試験を実施しており、点検結果は基準値内であったことから、至近で湿度計の正常動作が確認されている7月9日(木)9時40分から9月25日(金)18時20分までの湿度データを欠測扱いとしました。

  2. 原因と対策

    湿度計は検出器と変換器で構成されており、調査の結果、変換器には異常はみられなかったことから、誤差が生じた原因は湿度計検出器の不良と推定しました。
    このため、湿度計検出器を交換しました。

(参考)発電所からのデータ伝送について

泊発電所では、モニタリングステーションやモニタリングポストでの環境放射線や気象観測所での湿度などのデータをリアルタイムで環境センターに伝送しています。
さらに、これらのデータは、環境センターから岩宇4町村などへ伝送され公開されているほか、北海道および当社のホームページでも公開しています。