ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
ここから現在位置です。
現在位置ここまで。

定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(平成27年4月)

平成27年5月8日に公表を行った事象の対策を実施したことから、6月10日に更新しています。

堀株ステーション(EMS-2)のデータ伝送不良について

  1. 事象の概要

    平成27年4月29日(水)午前7時30分に堀株ステーション(以下、「EMS-2」という。)の以下の測定データについて、北海道原子力環境センター(以下、「環境センター」という。)への伝送不良(欠測)が発生しました。
    その後、同日午前7時40分に自然復旧しましたが、EMS-2のデータが何らかの影響で伝送不良になっていることから、原因調査のため、同日午前8時20分より環境センターへのテレメータ伝送を停止しました。

    〔伝送不良データ〕

    • 低線量率、高線量率、感雨

    原因調査後復旧作業を実施し、データ伝送に欠測が発生しないことを確認したことから、平成27年6月9日17時10分に環境センターへのテレメータ伝送を開始しました。

  2. 推定原因

    EMS-2の測定データは、EMS-2に設置されているテレメータ装置(子局)(以下、「子局」という。)からNTT専用回線および所内回線を介して泊発電所に設置されているテレメータ装置(親局)(以下、「親局」という。)に伝送され、親局は1分周期で測定データを収集しています。
    調査の結果、回線上に雑音が確認されたことから、この雑音が原因となって、伝送不良に至ったものと推定しました。

  3. 対策

    EMS-2の親局と子局間の回線で雑音が重畳する可能性のある部分を雑音に強いシールド付きケーブルに張替えました。

(参考)発電所からのデータ伝送について

泊発電所では、モニタリングステーションやモニタリングポストでの環境放射線や排気筒モニタなどのデータをリアルタイムで環境センターに伝送しています。
さらに、これらのデータは、環境センターから地元自治体の役場などへ伝送され公開されているほか、北海道および当社のホームページでも公開しています。