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定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(平成19年6月)

泊発電所1号機 保安規定で定める運転上の制限の逸脱について

  1. 事象の概要

    平成19年6月4日、泊発電所1号機第14回定期検査中において、1次冷却材系統水のサンプリングを行った後、当該サンプリングライン(以下、「当該ライン」という。)の原子炉格納容器内側隔離弁(以下、「当該弁」という。)の「閉」操作を実施したが、当該弁の開を示す表示ランプが消灯せず、また、その時点では下流においてサンプリング水の微量な流れが見られた。
    このため、原子炉格納容器隔離弁の閉止機能を確認できなかったため、11時57分運転上の制限を逸脱したものと判断した。

  2. 措置

    保安規定で要求されている措置に従い、当該ラインの原子炉格納容器外側隔離弁を11時57分に閉止して、当該ラインが隔離されていることを確認した。
    その後、当該弁の閉止機能を再度確認したところ、当該ラインに溜まり水があり、当初は前回と同様にサンプリング水の微量な流れを確認したが、徐々に減少し、やがて停止した。
    したがって、当該弁の閉止機能が満足していることを確認できたため、18時38分に運転上の制限の逸脱を解除した。
    なお、当該弁の表示ランプ用スイッチの調整を行った。