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定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(平成18年11月)

平成18年度第2回保安検査結果について

  1. 保安検査結果の概要

    平成18年11月8日付けで、経済産業省 原子力安全・保安院より、平成18年度第2回保安検査報告書が通知され、次の内容が保安規定違反(監視)と判断されました。

  2. 監視事項の内容

    「コールドレグ狭域型温度計ウェル※1修繕工事」について、その設計段階における要求事項および管理の方法が明確ではなく、また設計段階におけるレビュー※2を明確にしているエビデンス※3が不十分である点が認められた。

    1. ※1:1次冷却材系統の低温側配管に設置されている温度計のさや管。
    2. ※2:精査・再検討すること。
    3. ※3:証拠・記録のこと。
  3. 当社の対応について

    当社としては、「コールドレグ狭域型温度計ウェル修繕工事」の設計段階において、調達先への要求事項は、要求事項を記載した図面により代替していたため、必ずしも明確な記載とはなっていませんでした。また、レビューのエビデンスについて記録を作成していましたが、この記録が「設計の結果が要求事項を満たせるかどうかを評価する」観点から十分満足しているものではありませんでした。
    このため、設計管理に関する社内マニュアルを変更し、設計段階における要求事項の明記およびレビュー記録作成方法の改善を図りました。

    今後は、原子力安全・保安院による日常巡視や保安検査等において、その改善状況が確認されることとなります。