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ほくでんからのお知らせ 2017年度

2017年7月14日 社長記者会見(東京)要旨について

2017年7月14日

 2017年7月14日に実施した社長記者会見(東京)の要旨について、以下のとおりお知らせいたします。

【会見要旨】

 本日は、当社が目指している今後2年間の事業運営の方向性と、この機会にPRさせていただきたい取り組みについて、お話しさせていただきます。

 当社を取り巻く経営環境は、小売全面自由化後の競争激化への対応や、泊発電所の長期停止が続く中での電力の安定供給の確保など、厳しさを増しています。
 お手元の資料の3ページをご覧ください。
 当社グループは、2018年度を目標年度とし、競争力の向上や収支改善・財務体質の強化を図るとともに、総合エネルギー企業としての礎を築くことで、さらなる成長と発展につなげてまいります。
 その実現に向けては、表に記載の取り組み項目を強力に推進してまいります。
 その中で、本日は、赤い文字で記載の3点の取り組み項目について、資料に沿ってお話ししたいと思います。

<事業領域拡大>

 4ページをご覧ください。
 まず、「事業領域拡大」についてです。
 当社では、「北海道外での電力販売」や「北海道内でのガス供給事業」に取り組んでいます。
 5ページをご覧ください。
 「北海道外での電力販売」につきましては、昨年11月から「首都圏エリアでの電力販売」を開始し、この4月には、販売体制強化のため、首都圏販売部を設置いたしました。
 既に十件を超えるお客さまにご契約いただいているほか、多くの見積り依頼やお問い合わせを頂戴しています。
 厳しい競争環境下にあると認識していますが、事業参画している福島県・相馬港の天然ガス火力発電所の運転開始も見据え、着実に成果を上げてまいりたいと考えています。
 首都圏にて高圧・特別高圧の電気をお使いのお客さまにおかれましては、当社首都圏販売部まで、お気軽にご連絡をいただければと思います。
 6ページをご覧ください。
 「北海道内でのガス供給事業」につきましては、この4月に、エア・ウォーター様、岩谷産業様とLNG供給事業に関する業務提携について、基本契約を締結いたしました。
 当社および提携先2社は、来年8月に予定している当社LNGタンクの完成以降、早期にお客さまにガスをお届けできるよう、工場などで、LNGへの切り替えを検討されているお客さまなどを対象に、営業活動を行っています。
 当社として、初めて「ガス供給事業」に取り組むことになります。
 お客さまにご満足いただけるサービスの提供に努め、収益の柱の一つとなるよう、取り組んでまいりたいと考えています。

<将来にわたる安定供給>

 7ページをご覧ください。
 次に、「将来にわたる安定供給」についてです。
 ここでは、当社初のLNG火力である石狩湾新港発電所の建設工事や、北海道と本州をつなぐ北本連系設備の増強工事の状況について、ご紹介します。
 8ページをご覧ください。
 石狩湾新港発電所の建設については、今年度はガスタービン、蒸気タービン、発電機など、主要設備の据付工事を予定しており、電気・機械工事がピークを迎えます。
 9ページをご覧ください。
 北本連系設備の増強については、架空送電線工事や交流・直流変換所の工事に加えて、今年4月から、青函トンネル内のケーブル敷設を開始しています。
 これらの工事につきましては、いずれも工事進捗率が5割程度に達しており、引き続き、安全第一で着実に進めてまいります。

<再生可能エネルギーの導入拡大>

 10ページをご覧ください。
 続きまして、「再生可能エネルギーの導入拡大」について申し上げます。
 2016年度における、当社の電力量に占める再生可能エネルギーの割合は、25%程に達しています。
 全国平均を大きく上回る水準となっていますが、当社では、地域の資源である再生可能エネルギーのさらなる導入拡大を図るため、電力系統への影響を確認しながら、右下に記載している様々な取り組みを進めています。
 本日は、赤い文字で記載の取り組みをご紹介いたします。
 11ページをご覧ください。
 当社は、苫小牧市に近い基幹系統の南早来変電所に大型蓄電池を設置し、調整力としての電池性能評価や最適な制御技術の確立に向けた実証試験を行っています。
 試験は、順調に進捗しており、これまでに、期待どおりの電池性能を有していることなどを確認しています。
 また、当社では、新たに大型蓄電池活用による風力発電の募集を行います。
 現在進めている実証試験により得られた知見を活用し、まずは60万kWを受け入れ、系統への影響を確認した後、さらに40万kW、合計で100万kWの風力発電の導入拡大を図ってまいりたいと考えています。
 12ページをご覧ください。
 家畜系バイオマス発電は、これまで電力系統への連系実績が少ない発電方法であるため、当社は、発電出力の特性を把握し、電力系統への影響を評価するとともに、発生する熱や電気の効率的な利用に関する研究開発を行っています。
 現在、酪農地帯である北海道東部の別海町と鹿追町の大規模プラントにおいて、投入した糞尿からガスを発生させ、それを発電に用いるまでのプラント全体の特性や発生する熱エネルギーの特性の把握などを実施しており、データ収集は順調に進んでいます。
 引き続き、鋭意研究開発に取り組み、地域に根ざしたエネルギーのさらなる有効活用、ひいては、北海道の基幹産業である畜産業の発展に貢献してまいりたいと考えています。

<泊発電所の再稼働に向けた取り組み>

 最後に、泊発電所の再稼働に向けた取り組みについてです。
 当社は、安全確保を大前提とした泊発電所の早期再稼働に向けて、必要な安全対策工事を進めるとともに、「積丹半島西岸の海岸地形の成り立ち」については、これまでの審査会合における議論を踏まえ、泊発電所の安全性をより一層高める観点から、活断層を仮定した検討を、現在、鋭意行っているところです。
 残る課題も含め、できるだけ早く、審査会合の場で説明し、原子力規制委員会の理解を得て、原子炉設置変更許可申請に係る補正申請を行えるよう、総力を挙げて取り組んでまいります。
 引き続き、当社は、福島第一原子力発電所のような事故を決して起こさないという強い決意のもと、新規制基準への適合はもとより「世界最高水準の安全性」を目指し、安全性をより一層向上させる不断の努力を重ねてまいります。
 あわせて、泊発電所および、原子力への理解を深めていただく様々な活動を、継続的に進めてまいります。

 私からは以上です。

【添付資料】

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