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プレスリリース 2024年度

磯焼け対策を目的とした北海道におけるウニ畜養事業に関する連携協定の締結について
~北海道の豊かな海を守り、持続可能な未来を目指します~

2024年4月26日

ウニノミクス株式会社
北海道電力株式会社

 本日、ウニノミクス株式会社(以下、ウニノミクス)と北海道電力株式会社(以下、北海道電力)は、北海道における磯焼け問題に取り組むため、ウニ畜養事業の共同検討に関する連携協定(以下、本協定)を締結しましたので、お知らせします。

 近年、海水温の上昇や栄養分の不足に加え、藻場を過食するウニも一因となり、全国的に磯焼けによる藻場の衰退が続いており、北海道の沿岸部でも同様の状況が進行しています。
 藻場は、海の豊かな生態系を育み生物多様性を守るとともに、ブルーカーボン※1による二酸化炭素の吸収・貯留源となるため、藻場の再生は水産資源の回復と地球温暖化の防止に寄与するものと期待されています。

 ウニノミクスは、ウニを短期間で畜養する技術を有しており、磯焼け地域に生息する身入りが悪いウニを買取り、畜養して販売する循環型ビジネスモデルにより、磯焼けに苦しむ地域に新たな産業、特産品をもたらしながら海の環境保全、地元の漁業活性化を実現します。このビジネスモデルは、ユネスコの「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」から公式推薦を授与されるなど、世界的に高い評価を受けています。
 北海道電力は、自社で「低炭素藻礁※2」や「自動ウニ捕獲装置※3」を開発するとともに、道内複数の地点において藻場の再生を目指すブルーカーボン事業を進めています。これらの技術・ノウハウを活用し、ウニノミクスとの協働を通じて、磯焼けの解消に向けた新たな取り組みを進めていきます。

 今後、両社は本協定に基づき、北海道におけるウニ畜養事業の実施に向けて、事業エリアや地域経済の活性化に資する事業モデルを検討し、社会課題の解決とゼロカーボン北海道の実現を目指します。

  1. ※1海藻・海草藻場やマングローブ林、干潟などの海洋生態系によって吸収・貯留された炭素。
  2. ※2海草(藻)類が付着・成長しやすいよう加工したブロックを海中に沈めたもので、北海道電力は、材料の一部をバイオマス燃焼灰等とし、一般的なコンクリート製と比較して製造過程のCO2排出量を抑制したものを開発している。バイオマス燃焼灰に含まれる成分は海草(藻)類の成長促進作用も有する。
  3. ※3海底に沈めるカゴ状の罠で、ウニは入れるが出られない構造。カゴの中にエサを入れておき、それに引き寄せられたウニを捕獲することができる装置(特許申請中)。

【ウニ畜養事業の循環型ビジネスモデル】

ウニ畜養事業の循環型ビジネスモデル

磯焼けにより海藻が消失した沿岸部の海底

磯焼けにより海藻が消失した沿岸部の海底

ウニノミクスの既設ウニ畜養工場(山口県長門市の例)

ウニノミクスの既設ウニ畜養工場
(山口県長門市の例)

畜養前(痩せ細ったウニ)

畜養前(痩せ細ったウニ)

畜養後

畜養後

【両社の概要】

ウニノミクス株式会社(別のウィンドウで開きます。https://www.uninomics.co.jp/

代表取締役:Perry Edward Bevin

本店所在地:東京都江東区木場2丁目13番6号

北海道電力株式会社(https://www.hepco.co.jp/

代表取締役社長執行役員:齋藤 晋

本店所在地:北海道札幌市中央区大通東1丁目2番地

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