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プレスリリース 2016年度

今冬の電力需給状況および今夏の電力需給見通しについて

2016年4月8日

 このたび、2015年度冬季の電力需給状況、および2016年度夏季の電力需給見通しについて取りまとめましたので、以下のとおりお知らせいたします。

  1. 今冬の電力需給状況について

     今冬の平日の最大電力につきましては、お客さまの節電へのご協力をはじめ、高温・少雪などの影響により、543万kWの想定に対し1月19日の504万kWとなりました。
     また、12月から2月の平日の最大電力は、気温影響と降水量影響(雪)を考慮のうえ、2010年度および2014年度と比較した結果、2010年度との比較で68万kW程度(13%程度)の減少、2014年度との比較で28万kW程度(6%程度)の減少となりました。

     供給力面では、秋季に可能な限り発電設備の補修作業を実施し、これまで同様、設備保全やパトロール強化に努めたものの、計画外停止および出力抑制件数は東日本大震災以降で最多の109件となりました。
     2月6日には当社の火力最大機である苫東厚真4号機の設備不具合などにより、計画外停止と出力抑制の合計が120万kWとなり、供給予備力が51万kWとなる厳しい需給状況となりました。気温の低下や降雪による需要増に加え、発電設備のさらなる計画外停止、北本連系設備の停止が重なった場合には、極めて厳しい需給状況となる可能性もありました。
     なお、冬季を通じ、計画外停止と出力抑制の合計が最大となったのは、3月20・21日の127万kWでありましたが、3月下旬であり需要が減少していたため、でんき予報の「安定」の目安である予備力70万kWを確保することができました。

     このような状況ではありましたが、道民の皆さまの節電へのご協力や高温・少雪などの影響により、期間を通して安定供給を確保し、冬季の厳しい電力需給を乗り切ることができました。大変なご不便とご迷惑をおかけいたしましたが、節電へのご協力にあらためて厚くお礼申し上げます。

  2. 今夏の電力需給状況見通しについて

     現在、当社は、電力供給を万全なものとするため、安全確保を大前提に一日も早い泊発電所の再稼働を目指しており、原子力規制委員会による新規制基準の審査への対応や安全対策工事に全力を尽くしております。しかしながら、現在のところ泊発電所の再稼働時期を明確に見通すことができないことから、泊発電所の供給力を除いた形で今夏の電力需給見通しをとりまとめましたので、お知らせいたします。

     今夏の最大電力については、2010年度並の厳しい気象条件を前提に、昨夏から継続している定着した節電効果などを見込み、428万kWと想定いたしました。

     供給力面では、引き続き、緊急設置電源の継続設置、火力発電所の増出力運転、自家発電設備をお持ちのお客さまからの電力購入に取り組んでまいります。
     また、酷使を続けている火力発電所については、今後の安定運転のため、作業員の24時間2交代制導入などにより、作業日数を最大限短縮したうえで、定期点検や必要な補修などを可能な限り行ってまいります。

     この結果、この夏で需給状況が最も厳しい今年7月の供給予備力は63万kW(供給予備率15.1%)となり、電力の安定供給に最低限必要な供給予備率3%以上を確保できる見通しです。

     しかしながら、引き続き、泊発電所の停止に伴い火力発電設備の高稼働が続くとともに、計画どおりに定期点検が実施できない状況にあることから、増加傾向にある発電設備の計画外停止発生が懸念されます。
     当社といたしましては、今後可能な限り、発電設備の点検・補修を実施することに加え、発電設備や連系する送電線の保守・点検体制の強化、需給調整契約などの加入拡大に努め、引き続き安定供給の確保に取り組んでまいります。

     また、今夏の需給見通しには、これまでと同様無理のない範囲での節電を見込んでおります。お客さまにはご理解とご協力をお願い申し上げます。

 なお、本日、電気事業法第106条第3項の規定による報告徴収の指示に基づき、今夏の需給見通しについて経済産業省に報告しております。

【添付資料】

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