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プレスリリース 2015年度

苫小牧発電所2号機~83号機〔緊急設置電源〕の点検について(第1報)

2016年2月15日

 苫小牧発電所2号機~83号機〔緊急設置電源〕(所在地:苫小牧市、定格出力:7.438万kW、使用燃料:軽油)は、燃料タンクの付属設備において損傷を確認したため、補修作業を実施することといたしました。
 補修のためにはタンク内の軽油を消費する必要があり、現在は苫小牧発電所2号機~83号機を稼働しております。
 明日(2月16日)以降、準備が整い次第、発電を停止して補修作業を実施いたします。

 なお、燃料タンク付属設備の損傷に伴う軽油の漏洩が確認されたため、消防へ報告するとともに応急的な対策を実施いたしました。現在の漏洩量は微量であり、発電所構内の防油堤内に留まっていることから外部への流出はありません。

 2月6日、当社の火力最大機である苫東厚真発電所4号機が停止し、供給予備力が大幅に低下いたしました。直ちに電力供給に支障が生じる状況ではなく、当面は安定供給に最低限必要な供給予備率3%を確保できる見通しですが、気温の低下や降雪による需要増に加え、発電設備のさらなる計画外停止、北本連系設備の停止が重なった場合には、極めて厳しい需給状況となる可能性もあります。
 当社は、供給力の確保に向けて、今後も設備保全やパトロール強化に努めてまいりますが、お客さまには、引き続き無理のない範囲で、これまで取り組んでいただいている節電へのご協力をお願いいたします。

 明日(2月16日)の需給状況につきましては、本日18時頃「でんき予報」にてお知らせいたします。

【添付資料】

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