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プレスリリース 2015年度

苫小牧発電所1号機の復旧について(最終報)

2015年6月5日

 苫小牧発電所1号機(所在地:苫小牧市、定格出力:25万kW、使用燃料:重原油・天然ガス)は、復水器※1への海水の漏れ込みの兆候※2を確認したことから、6月4日14時45分より上限出力を12.5万kWに抑制して点検作業を開始しました。
 点検結果にもよりますが、復旧は6月5日頃となる見込みです。

(2015年6月4日お知らせ済み)

 苫小牧発電所1号機については、復水器の細管1本に海水の漏れ込み箇所を確認したため、これを施栓※3することにより補修を完了し、本日4時45分に復旧しました。

 安定供給に万全を期してまいりますが、現在、当社の火力最大機である苫東厚真発電所4号機(所在地:勇払郡厚真町、定格出力:70万kW、使用燃料:石炭)が定期事業者検査のため停止しており、発電設備や北本連系設備の計画外停止が発生した場合には、厳しい需給状況となる可能性がありますので、お客さまには引き続き節電へのご理解とご協力をお願いいたします。

  1. ※1タービンで使用した蒸気を海水により冷却する熱交換器のこと。
  2. ※2復水器内部へ海水が漏れ込むと、ボイラーやタービンを循環する水に海水が混ざり、導電率が上昇することから、これにより海水の漏れ込みを判断する。
  3. ※3復水器細管の両端に金属の栓をすることにより、海水の漏れ込みを防止するもの。

<本日(6月5日)の需給状況>

(単位:万kW)

  変更後 変更前
ピーク時供給力 482 468
予想最大電力 360 360
供給予備力 122 108

【添付資料】

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