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プレスリリース 2012年度

比羅夫発電所の水車更新による発電所認可出力変更について
~水車の出力向上、CO2排出量削減へ~

2012年7月19日

 当社は、比羅夫発電所(所在地:北海道虻田郡ニセコ町、形式:水路式水力)の水車全体の更新に伴い、発電所認可出力を1,000kW増加させたことから、本日、電気事業法第9条第2項の規定※1に基づき、北海道経済産業局へ届出いたしました。
 これにより、新たな発電所認可出力は12,000kWとなりました。

 今回の更新工事では、水車内部全体の水の流れについて「三次元流れ解析※2」によるシミュレーションを実施し、高効率な水車に更新しました。これにより、水車ランナ※3など全体形状がより適正化され損失も少なくなり、水理条件(落差・流量)を変更することなく水車の出力を向上させ、発電所出力を増加させることが可能となりました。

 出力変更によって、比羅夫発電所の発電電力量は年間約250万kWh増加すると想定しており、年間900トン程度のCO2排出量削減効果を見込んでいます。
 さらに、出力向上は、供給力確保という面からも、寄与するものと考えております。

 本シミュレーションを用いての出力変更は、水車全体の更新として初めてであり、水車ランナ更新による出力変更と合わせ、4例目となります。今後、他の水力発電所についても、同様の取り組みを進めてまいります。

 当社は引き続き、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組みなどを通じて、低炭素社会の実現に貢献してまいります。

  • ※1

    電気事業法第9条第2項の規定
    電気事業者は許可事項に変更があったとき、又は発電用のものにあっては設置場所、原動力の種類、周波数および出力の変更をしたときは、遅滞なく、その旨を経済産業大臣に届出なければならない。

  • ※2

    三次元流れ解析
    コンピュータ上で水の流れ方をシミュレーションする技術。この技術の導入によって比較的短期間で安価に高効率の水車を製作することが可能となった。本解析は自動車の空気抵抗を計算する際にも使用されている。

  • ※3

    水車ランナ
    水車の内部にあり、水の力により回転する部分(別紙参照)。

【別紙】

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