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プレスリリース 2009年度

泊発電所耐震安全性評価のうち地盤および斜面の安定性評価計算結果の一部誤りに関する原因と再発防止対策について

2009年7月14日

 泊発電所耐震安全性評価のうち原子炉建屋基礎地盤および周辺斜面の安定性評価における計算結果の一部が誤っていることが判明しました。当該事象は、解析プログラムの一部で使用条件(計算を行う領域の制限)を超える計算を実施し、誤った計算結果をもとに地震時の安定性評価を行っていました。
 これについては、再計算を行った結果、地震時の安定性に問題のないことを確認しました。
 なお、安定性評価は、安全上重要な建物・構築物および機器・配管系の耐震安全性評価とは、それぞれ別な計算によるものであり、今回の計算結果の一部誤りについては、安全上重要な建物・構築物および機器・配管系の耐震安全性評価結果に影響を与えるものではありません。

*解析プログラム:
 地盤に発生する地震時応力を計算するためのコンピューターの計算プログラム(汎用プログラム)

平成21年4月13日 お知らせ済

 当社は本日、泊発電所耐震安全性評価のうち原子炉建屋基礎地盤および周辺斜面の安定性評価における計算結果の一部誤りについて、再評価した結果を原子力安全・保安院および北海道に報告するとともに、原因と再発防止対策を取りまとめましたので、お知らせします。
 今後、再発防止対策を確実に実施し、このような誤りを起こすことがないように努めてまいります。

  1. 再評価結果の概要
     泊発電所耐震安全性評価のうち原子炉建屋基礎地盤および周辺斜面の安定性評価について再評価を行った結果、最小すべり安全率は、評価基準値を上回り、すべりに対して十分な安定性を有していることを確認しました。

    最小すべり安全率

    解析モデル図:3号機原子炉建屋基礎地盤

    解析モデル図:1号機周辺斜面
  2. 原因
     本解析プログラムにおいて、これまでに使用実績のない大規模な解析モデルでの水平・鉛直地震動の同時入力を行ったため、本解析プログラムの一部で使用条件(計算を行う領域の制限)を超える計算を行っていました。
    1. (1) 解析内容に応じた解析プログラムの使用実績の確認不足
       本解析プログラムが水平地震動のみ、および水平地震動・鉛直地震動の個別入力による解析の使用実績を有していたことから、水平・鉛直地震動の同時入力の計算に使用しても問題がないと判断し、使用実績の確認が十分ではありませんでした。
    2. (2) 解析プログラムの使用条件の確認不足
      水平・鉛直地震動の同時入力の計算を実施するにあたって使用条件の確認が十分ではありませんでした。
    3. (3) 解析プログラムの検証不足
       本解析プログラムの検証について、水平地震動のみの使用実績等をもとに、解析プログラムを妥当であると判断し、使用実績のない水平・鉛直地震動の同時入力の計算について、検証が十分ではありませんでした。
  3. 再発防止対策
     当社は、以下の確認等を行うとともに、そのプロセスについても組織として確認を行います。
    1. (1) 解析内容に応じた解析プログラムの使用実績および解析プログラムが妥当であることの確認
       解析内容に応じた使用実績を確認するための項目の選定、選定した項目による解析プログラムの使用実績および解析プログラムが妥当であることの確認を行います。
    2. (2) 解析プログラムの使用条件の確認
       解析内容が解析プログラムの使用条件に適合しているか、十分な確認を実施します。
    3. (3) 解析プログラムの検証
       解析内容に応じた使用実績のない計算を実施する場合や解析プログラムが妥当であることが確認できない場合は、解析内容に応じた適切なモデルによるチェックや他の解析プログラムによるクロスチェック等の検証実績を確認します。その実績が確認できない場合は検証を実施します。

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