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プレスリリース 2008年度

泊発電所2号機の発電再開について

2008年7月31日

 泊発電所2号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力57万9千キロワット)は、平成20年3月13日から第13回定期検査を実施していますが、本日、13時00分に発電を再開し、負荷試験を開始しました。
 なお、定期検査を終了し営業運転を再開するのは、8月下旬の予定です。

  1. 定期検査を実施した主な設備
    1. (1) 原子炉本体
    2. (2) 原子炉冷却系統設備
    3. (3) 計測制御系統設備
    4. (4) 燃料設備
    5. (5) 放射線管理設備
    6. (6) 廃棄設備
    7. (7) 原子炉格納施設
    8. (8) 非常用予備発電装置
  2. 定期検査期間中に実施した国からの指示による検査等
    1. (1) 加圧器逃がし弁管台等溶接部のひび割れに係る検査
       国内加圧水型(PWR)プラントにおいて、加圧器逃がし弁用の管台溶接部等に、応力腐食割れが発生した事例に鑑み、経済産業省原子力安全・保安院より指示があり、原子炉容器および蒸気発生器の溶接箇所等について非破壊検査を実施し、問題がないことを確認しました。
      ※ 泊発電所では、平成16年以降の定期検査において毎回実施。
    2. (2) 蒸気発生器出入口管台溶接部の内表面の点検
       国内加圧水型(PWR)プラントにおいて、蒸気発生器1次冷却材入口管台溶接部にき裂が認められた事例に鑑み、経済産業省原子力安全・保安院より指示があり、蒸気発生器出入口管台溶接部の内表面の点検を実施した結果、A−SG入口管台溶接部で3箇所(最大長さ約13mm)、B−SG入口管台溶接部で10箇所(最大長さ約10mm)の有意な信号指示を確認しました。
       これについて、切削装置にてSG入口管台溶接部の内表面全周を切削し、全ての割れを除去しました。
       その後、溶接部内表面全周をより耐食性に優れた690系ニッケル基合金により肉盛溶接を行い復旧しました。
       また、念のため、当該部の残留応力低減のためバフ施工を実施し、電気事業法に基づく国の使用前検査のうち、原子炉起動前に必要な耐圧・漏えいなどの検査を終了しています。
       今後は、定格熱出力一定運転状態において、国の最終的な使用前検査を受検する予定です。
      (2.(2)は平成20年7月24日お知らせ済)
    *:バフ施工
       溶接部表面等に対して、電動工具等に取り付けた砥粒を付着させた布ペーパーを何枚も円形状に組み合わせたもの(バフ)で、グラインダ施工より細かな研磨を行なうこと。
  3. その他
    1. (1) 蒸気発生器伝熱管の抜管調査
       蒸気発生器の伝熱管について、今後の予防保全に資するデータを得るため、1本の伝熱管を抜管し、調査を実施しました。
       なお、抜管した部分については施栓を行いました。
    2. (2) 余剰抽出配管取替工事
       配管の信頼性向上を図る観点から、余剰抽出ラインの配管取替を行いました。
  4. 燃料集合体の取替え
     燃料集合体121体のうち30体を新燃料集合体に取替えました。

 なお、今回、定期検査以外の工事として、耐震設計審査指針改訂の趣旨を踏まえ、更なる耐震安全性の向上に努める観点から、自主的に耐震裕度向上工事を実施し、2号機の配管支持構造物5箇所について、部材を追加する等の改造工事を行いました。また、取水構造物周辺地盤改良工事は引き続き実施しております。

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