平成19年9月分電力販売実績の概要

　平成19年9月分の販売電力量は、8月の気温が前年に比べ低く推移したことによる冷房需要の減少があったものの、オール電化住宅の普及拡大に伴う時間帯別電灯の加入増や、特定規模需要での自家発から当社電力購入への切替などから、26億6千4百万kWh、対前年伸び率は1.4％と堅調な伸びとなりました。

1. 特定規模需要以外の需要（自由化対象以外の需要）

　オール電化住宅の普及拡大に伴う時間帯別電灯（対前年伸び率12.0％）の加入増があったものの、8月の気温が前年に比べ低く推移したことによる冷房需要の減少などから、対前年伸び率はマイナス0.6％と前年実績を下回りました。

2. 特定規模需要（自由化対象需要）

　8月の気温が前年に比べ低く推移したことによる冷房需要の減少があったものの、「紙・パルプ」や「鉄鋼業」での需要増に加え、業務用需要や「食料品製造業」などでの原油価格高騰による自家発から当社電力購入への切替などから、対前年伸び率は2.7％と高めの伸びとなりました。

【参考】
・大口電力

　「紙・パルプ」（対前年伸び率18.1％）、「鉄鋼業」（対前年伸び率19.4％）、「食料品製造業」（対前年伸び率14.0％）が高い伸びとなったことなどから、対前年伸び率は8.2％と22ヵ月連続で前年実績を上回りました。