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定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(平成29年1月)

テレメータ伝送データの欠測について

  1. 事象の概要

    平成29年1月5日(木)午前3時10分に泊発電所から北海道原子力環境センター(以下、「環境センター」という。)へ伝送している全てのデータの伝送不良(欠測)が発生しました。
    状況を確認したところ、環境センターへのテレメータ送信は未送信となっていましたが、発電所内でのデータ収集については問題なく実施され、測定データに異常がないことを確認しました。
    また、全てのデータが何らかの影響で伝送不良になっていることから、同日午前4時40分に「調整中」としました。
    その後、復旧作業により、同日午後5時00分より環境センターへのテレメータ伝送を開始しました。

  2. 原因と対策

    発電所内で収集されたデータは、10分毎にテレメータ送信局を経由し、環境センターへ伝送しています。
    調査の結果、テレメータ送信局のうち、発電所の各データを収集・処理を行う中継装置※1のCPUモジュール※2に故障が発生していることが認められたことから、本機器の故障に伴い、環境センターへのデータが伝送できず、伝送不良となったものと判明しました。
    このことから、中継装置のCPUモジュールを予備品に交換しました。

    1. ※1中継装置
      発電所内外の各測定データを収集する装置。
    2. ※2CPUモジュール
      中継装置におけるデータ収集処理を行う機器。

(参考)発電所からのデータ伝送について

泊発電所では、モニタリングステーションやモニタリングポストでの環境放射線などのデータをリアルタイムで環境センターに伝送しています。
さらに、これらのデータは、環境センターから岩宇4町村などへ伝送され公開されているほか、北海道および当社のホームページでも公開しています。