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定期的(毎月)に通報連絡し、公表した事象(区分Ⅳ)(平成26年10月)

発電所ポスト-PSのデータ伝送不良について

  1. 事象の概要

    平成26年10月4日(土)16時10分に発電所ポスト-PS(以下、「EPO-PS」という。)の以下の測定データについて、北海道原子力環境センター(以下、「環境センター」という。)への伝送不良(欠測)が発生しました。
    原因調査のため、同日18時20分より環境センターへのテレメータ伝送を停止しました。

    〔伝送不良データ〕

    • 低線量率、高線量率

    その後、本事象は10月7日(火)の復旧作業により翌日8日(水)17時00分より環境センターへのテレメータ伝送を開始しました。

  2. 推定原因

    EPO-PSで測定された測定データ(低線量率、高線量率)は、EPO-PSに設置されているテレメータ装置(子局)(以下、「子局」という。)から光回線を介して泊発電所に設置されているテレメータ装置(親局)(以下、「親局」という。)により1分周期で収集されています。
    調査の結果、親局のEPO-PS用中継装置シーケンサの単体故障により、子局間との伝送が停止となり、欠測したものと推定しました。

    中継装置シーケンサ:

    中継装置の動作を制御するコントローラーのことを指し、中継装置全体の信号制御、監視制御を行うとともに、上位機器、下位機器とのインターフェース制御を行うもの。

  3. 対策

    親局内EPO-PS用中継装置シーケンサを予備品に交換しました。

(参考)泊発電所からのデータ伝送について

泊発電所では、モニタリングステーションやモニタリングポストでの環境放射線や排気筒モニタなどのデータをリアルタイムで原子力環境センターに伝送しています。
さらに、これらのデータは、原子力環境センターから地元自治体の役場などへ伝送され公開されているほか、北海道および当社のホームページでも公開しています。