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原子力発電所からの放射線

泊発電所の放射線管理

原子力発電所では、運転に伴いごく微量ですが、気体、液体および固体状の放射性廃棄物が発生します。
泊発電所では、これらについて厳重な処理を行い、外部へ放出する場合には放射能を測定し、発電所周辺の人々が受ける放射線量が、法令の定め(年間1ミリシーベルト以下)はもとより、国が定めた目標値(年間0.05ミリシーベルト)以下になるよう、適切に放出管理を行っています。

泊発電所の環境放射線モニタリング

環境放射線モニタリング

泊発電所から放出される放射性物質が周辺環境に影響を与えていないことを確認するため、当社は発電所の敷地内と周辺モニタリングポストやモニタリングステーションなどを設置し監視・測定を行っています。

  • モニタリングポスト・モニタリングステーション
    発電所敷地内と周辺に13箇所設置。空気中の放射線量を24時間にわたり、監視・測定しています。
  • モニタリングポイント
    発電所周辺に17箇所設置。空気中の放射線の3カ月ごとの積算線量を測定しています。
  • モニタリングカー
    測定装置を積んだ車で移動しながら、きめ細かく各所の空気中の放射線量を測定しています。
  • 放水口ポスト
    発電所放水池に設置。発電所から放出される液体放射性廃棄物により、海水中の放射能が上昇するようなことがないよう、24時間にわたり、監視・測定しています。
  • その他
    定期的に土壌・農水産物などを採取し、放射性物質の濃度を測定しています。

北海道でも複数箇所にモニタリングポストなどを設置し、空気中の放射線量を測定しています。

モニタリングの測定結果

当社は、常時測定しているモニタリングポストやモニタリングステーションのデータをリアルタイムにホームページで公開しています。

加えて、安全協定※1にもとづき、四半期ごとに泊発電所環境保全監視協議会※2技術部会において、これまで「発電所に起因する周辺環境の異常は認められない」との評価を受け、その内容が公表されています。また、年に1度、同技術部会の評価結果などが、泊発電所環境保全監視協議会の確認を受けています。

  1. ※1正式には「泊発電所周辺の安全確保及び環境保全に関する協定」という。当社が、地域住民の安全確保と生活環境の保全を図る目的に、北海道および地元4町村(泊村、共和町、岩内町、神恵内村)と締結している協定をいう。
  2. ※2泊発電所周辺地域における環境放射線および温排水の状況を把握し、地域住民の安全確保と生活環境の保全について必要な事項を協議するために開催される会議体。学識経験者や北海道知事が指名する北海道職員、北海道議会議員、関係町村の長などで構成される。

泊発電所周辺の環境放射線モニタリング