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エネルギー・電力設備

そもそも原子力はなぜ必要なの?

日本はエネルギー資源に乏しく、そのほとんどを輸入に頼っています。このため、原子力を含め多様なエネルギーをバランスよく活用することが重要です。

日本のエネルギー事情

日本はエネルギー資源に乏しく、そのほとんどを海外からの輸入に頼っており、2015年の日本のエネルギー自給率はわずか7%です。

【主要国のエネルギー自給率(2015年)】

主要国のエネルギー自給率(2015年)

出典:IEA「World energy balances(2017 Edition)」をもとに当社作成

一方で、日本は世界第4位の電力消費国。
エネルギー資源には限りがあるため、将来的な資源の確保は重要な課題です。
また、地球温暖化への配慮も必要です。

【世界の電力消費量に占める国別の割合(2015年)】

世界の電力消費量に占める国別の割合(2015年)

出典:IEA「Key world energy statistics 2017」をもとに当社作成

【世界のエネルギー資源確認埋蔵量】

世界のエネルギー資源確認埋蔵量

出典:BP統計2017、OECD・IAEA「Uranium 2016」をもとに当社作成

【世界の二酸化炭素排出量の推移】

世界の二酸化炭素排出量の推移

出典:(一財)日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧2016」をもとに当社作成

「S+3E」と「エネルギーミックス」

国の「エネルギー基本計画」(2014年4月)では、エネルギー資源の乏しい日本において、「S(安全性)+3E(安定供給・経済効率性・環境適合)」がエネルギー政策の柱であること、電力供給における「S+3E」を実現するために、各エネルギー源の特性を踏まえてバランスよく活用することが重要と示されています。

このなかで、原子力は「安全性の確保を大前提に、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源」と位置づけられています。

また、2015年7月に、国は2030年度の電源構成の見通し(エネルギーミックス)を決定。特定のエネルギー源に依存しないバランスのとれた電源構成が示されました。

※ベースロード電源:発電(運転)コストが低廉で、安定して発電することができ、昼夜を問わず継続的に稼働できる電源をいいます。

【S+3E】

S+3E

【電源構成】

電源構成

出典:『長期エネルギー需給見通し』
(2015年7月 経済産業省)をもとに当社作成

原子力のS+3E

安全性~泊発電所の安全性向上に努めています。

当社では、福島第一原子力発電所の事故を二度と起こさないという強い決意のもと、泊発電所の安全性向上への取り組みを、不断の努力をもって積み重ねてまいります。

安定供給~ウラン燃料は供給安定性に優れています。

原子力発電の燃料となるウラン資源は、主に政情の安定している国から供給されていることから、供給安定性に優れています。
また、原子力発電は、少量のウラン燃料で大きなエネルギーが取り出せるので、燃料の運搬、貯蔵の面で優れています。

【ウラン資源埋蔵量と確保状況】

ウラン資源埋蔵量と確保状況
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出典:「原子力・エネルギー図面集」

【100万kWの発電所を1年間運転するために必要な燃料】

100万kWの発電所を1年間運転するために必要な燃料
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出典:「原子力・エネルギー図面集」

経済効率性~原子力発電のコストは他電源と比べて遜色ない水準です。

2015年の政府の試算によると、原子力の発電コストは10.1円~/kWh(2014年モデルプラント試算結果)で、他の電源と比べて遜色ない水準です。
これは発電に直接関係するコストだけでなく、廃炉費用・核燃料サイクル費用などのコスト、事故対応費用(損害賠償・除染含む)、研究開発などの政策経費といった社会的費用も織り込んで試算されたものです。

なお、「10.1円~」というのは、10.1円が下限ということです。事故対応費用が9.1兆円から1兆円増えるごとに発電コストは0.04円/kWh増加するとされています。

【1kWhあたりの発電コスト】

1kWhあたりの発電コスト
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出典:「原子力・エネルギー図面集」

環境適合~原子力発電は、発電時にCO2を排出しません。

原子力発電は、太陽光発電や風力発電と同じように、発電時にCO2を排出しません。
原子力発電は地球温暖化防止の観点で、優れた発電方法の一つです。

【各種電源別のライフサイクルCO2排出量】

各種電源別のライフサイクルCO2排出量
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出典:「原子力・エネルギー図面集」

当社では、原子力・石炭・石油・水力・太陽光・風力など多様なエネルギーを活用して発電することで、電気を安定してお届けするよう努めています。

なかでも原子力発電については、安全性を大前提として、燃料供給の安定性、長期的な価格安定性を有し、発電時にCO2を排出しないことから、当社の重要な基幹電源として必要不可欠と考えています。

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