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京極町学校給食センター さま

京極町学校給食センター さま

雄大な羊蹄山の麓で、環境に優しいヒートポンプが順調に稼働中

施設のご紹介

クリーンで衛生的なオール電化厨房

<クリーンで衛生的なオール電化厨房>

雄大な羊蹄山を望む京極町の役場庁舎南側に隣接する京極中学校に併設し建設され、2013年4月完成。
京極町と隣接する喜茂別町の小中学校6校の児童・生徒394名(2016年5月現在)へ給食を提供しています。
施設の建設・運営は喜茂別町と共同で進めることで、一定規模の給食数を確保し効率的な施設運営を行っています。

ヒートポンプと電化厨房採用のきっかけと効果

屋上に設置のヒートポンプ室外機

<屋上に設置のヒートポンプ室外機>

給食センターの建設にあたって最も重視したことは、子どもたちの成長・発達・体力の向上に資する「安全・安心な学校給食の提供」でした。
集団給食において、食中毒を起こさないことが第一であり、食中毒の原因となる細菌の繁殖を抑えるため、厨房環境の「ドライ化」をキーワードに建物設備の検討を行いました。
その結果、厨房システムには燃焼時に湿度上昇の原因となる水蒸気の発生が少なく、ドライ化が容易に実現できる電化厨房機器を、給湯システムには環境性・省エネ性に優れた業務用エコキュートを、空調システムには換気される空気からも熱を取り出して再利用する効率性の高い「換気排熱回収型」のヒートポンプ空調機を採用し、エネルギーの有効利用とコストの低減を図っています。
また、最大需要電力(DM)の監視を行い、DMを一定に保つよう調整し電力負荷の平準化にも寄与しています。
電化厨房機器でドライシステムを実現することで、より衛生的に厨房を保つことができ、以前は長靴で作業していましたが現在は短靴へと変わり、作業もしやすくなりました。さらに厨房内の温度と湿度の管理もヒートポンプ機器のおかげで容易に行うことができ、夏冬ともに快適な作業環境でおいしい給食作りに集中できています。

【施設概要】

  • 施設名称:京極町学校給食センター
  • 住所:京極町字三崎91番地3(京極中学校へ併設)

【ご採用機器】

  • 暖冷房:排熱回収ヒートポンプ外調機、ヒートポンプ空調
  • 給湯:業務用エコキュート
  • 厨房:スチームコンベクションオーブン など