このページの先頭です
ここから本文です

シビアアクシデントへの対応策

泊発電所では、既に実施した緊急安全対策や中長期対策により、シビアアクシデント(炉心の重大な損傷など)を未然に防止できると考えております。しかし、万一、シビアアクシデントが発生した場合でも迅速に対応できるように対策を取りまとめ、2011年6月14日に経済産業省に報告し、6月18日に妥当なものと評価されました。

シビアアクシデントへの対応策 当社の実施状況
水素爆発の防止対策

泊発電所の格納容器はBWRに比べ容積が大きいため、シビアアクシデントによって水素が発生しても、爆発に至るほど水素濃度は高くなりません。しかし、福島第一原子力発電所事故では、格納容器から漏えいした水素が原因とみられる水素爆発が起きたことから、以下の対策を講じました。(下図参照)

  • 格納容器内の圧力が異常に高まると、水素は配管などの貫通部から、格納容器を囲むアニュラス部という空間に漏えいして滞留します。これを防止するため、すべての交流電源を失った際に、移動発電機車から排気設備に給電し、水素を排気する手順を整備しました。
中央制御室の作業環境の確保 すべての交流電源を失った際に、移動発電機車から非常用空調設備に給電して、中央制御室内の放射性物質を除去する手順を整備しました。
高線量対応防護服などの資機材の確保および放射線管理体制の整備

高線量対応防護服を配備するとともに、原子力事業者間でこれら資機材を相互融通できる仕組みを整備しました。
また、緊急時に放射線管理要員以外の者が、線量計の貸し出しなどの補助的な業務を行う体制を整備しました。

高線量対応防護服


がれき撤去用の重機の配備

発電所構内に散乱するがれきなどを撤去するため、ホイールローダー1台を高所(海抜31m以上)に配備しました。

ホイールローダー


緊急時における発電所構内通信手段の確保
すべての交流電源を失った際に、移動発電機車などからPHS交換機へ給電する手順を整備しました。
また、他の通信手段として、トランシーバーなどを配備しました。

通信機器


水素爆発の防止対策

この図を別ウィンドウで拡大表示するこの図を別ウィンドウで拡大表示する

ページの先頭へ