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泊発電所の設計(対策前の状況)

泊発電所は、もし外部からの電力供給が途絶え、非常用ディーゼル発電機や海水ポンプが機能を失った場合でも炉心を冷却することができる「タービン動補助給水ポンプ」を備えております。
このポンプによる炉心の冷却は、泊発電所で採用している加圧水型軽水炉(PWR)の特徴である、炉心の熱により高温となった水(1次系の水)と復水器から供給される水(2次系の水)の熱交換を蒸気発生器で行い、蒸気を発生させる仕組みを利用するものです。
蒸気発生器で発生する蒸気の力で駆動するタービン動補助給水ポンプにより、低温の水を蒸気発生器へ給水することによって炉心の熱を奪い、発生した蒸気(これには放射性物質は含まれません)を大気へ放出することを継続して炉心を冷却します。
このように、タービン動補助給水ポンプによる炉心冷却を行いながら、海水ポンプなどの復旧を図り、非常用ディーゼル発電機の運転を可能とし、所内電源を復旧させて、余熱除去ポンプなどによる通常の方法による炉心冷却を行うことができます。

泊発電所の設計

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そのほかにも泊発電所には、津波の影響という点で以下のような特徴があります。

設備 特徴 福島第一の設計(参考)
海水ポンプ 寒冷地であるため建屋内に設置 屋外に設置
非常用ディーゼル発電機 密閉性の高い原子炉建屋内に設置 タービン建屋地下階に設置
補助給水タンク 原子炉建屋内高所(海抜31メートル)に設置
使用済燃料ピット 高所にある燃料取扱棟内に設置。道路等によりアクセス性がよい 建屋外からのアクセス道路なし

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